お知らせ

2026年9月26日

銀行に預けたお金は、どう社会の役に立つの?

銀行に預けたお金は、どこで、何のために使われているのでしょうか。あなたが銀行に預けたお金は、銀行の金庫の中で眠っているわけではありません。
CQグリーン預金は、省エネ住宅や再生可能エネルギーなど、環境改善に役立つ事業への投融資に充てる仕組みです。預金者は、預金商品の金利に応じた利息を受け取ります。
より良い社会をつくるために必要なお金の旅をたどりましょう。


預けたお金は、どこへ行く?

銀行に預けたお金は、金庫の中で保管されたままなのではありません。銀行は預金を、家を買う人や事業を進める会社などに貸し出し、その利息などから収益を得ます。そして預金者には、商品ごとに決められた金利に応じて利息を支払います。

CQグリーン預金は、このお金の行き先を、環境の改善に役立つ事業へしぼった預金です。「サステナブル」とは、環境や社会を守りながら、将来も続けられること。
出し入れしやすい普通預金と、決めた期間預ける定期預金があり、UI銀行が預金を受け入れます。関西電力はUI銀行の銀行代理業者として、契約の仲立ちをします。

CQグリーン預金の仕組みと投融資先を示す図

預かったお金は、「東京きらぼしフィナンシャルグループグリーン預金フレームワーク」というルールにそって使われます。UI銀行のエコ住宅ローンや、きらぼし銀行による企業への融資(ゆうし)などを通じて、環境にやさしい事業を支えます。
投融資(とうゆうし)とは、会社や事業を、お金を貸したり投資したりして支えることです。使い道を環境改善にしぼった貸し出しは「グリーンローン」などと呼ばれます。

CQグリーン預金の投融資対象は、大きく8つに分かれています。再生可能エネルギー、エネルギーを効率よく使う設備、環境性能の高い建物、資源の再利用やリサイクル、環境に配慮した輸送、気候変動への対応、グリーンボンドなどへの債券投資、省エネ住宅向けのエコ住宅ローンです。
グリーンボンドは、企業などが環境事業に使うお金を集めるための債券(さいけん)のことです。

CQグリーン預金の投融資対象となる8つの分野を示す図

環境性能の高い建物というのは、例えば「ZEH(ゼッチ)」という住宅はNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、断熱(だんねつ)や省エネ、太陽光発電などを組み合わせ、年間で使うエネルギーの収支を実質ゼロ以下にすることをめざした家です。
「ZEB(ゼブ)」はNet Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)の略で、快適な室内環境を保ちながら、省エネや創エネによって、年間に使う一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物です。オフィスや学校、病院などが対象になります。
こうした住宅やビルが増えれば、暮らしの快適さを保ちながら、エネルギーの使用や二酸化炭素の排出を減らすことにつながります。


環境に役立つ投融資に使われる預金

企業や住宅購入者は、借りたお金で設備や建物を整え、返済するときに利息を払います。銀行はこうした資金の運用などを行い、預金者には預金商品の金利に応じて利息を支払います。
ただし、特定の会社の利益が、そのまま自分の利息になるわけではありません。受け取る利息は、預金商品の金利と預入額、期間で決まります。金利は変わることがあるため、最新情報の確認が必要です。

CQグリーン預金を通じたお金の流れを示す図

CQ BANKには、さらに「めぐ利」という考え方があります。銀行サービスの収益の一部を、水資源や森林、食の安全、将来につながる教育など、環境保全や社会課題の解決をめざす活動に役立てる仕組みです。
預金者は利息を受け取りながら、別の形でも社会を応援できるのです。

お金の行き先は、CQ BANKのウェブサイトのレポートで確かめられます。2026年3月末のレポートでは、CQグリーン預金の平均残高10.9億円に対し、10.9億円が適格投融資に充てられ、充当率は100%でした。充当先はエコ住宅ローンで、対象住宅はZEH-Mの新築マンション21戸でした。

預ける。社会で使われる。預金には利息がついて戻る。そして、未来のくらしを少し良くする。
CQグリーン預金は、そんな「お金の旅」をつくる預金です。