お知らせ

2026年6月17日

親子で体験する「お金の向こう側」CQ BANKがダヴィンチマスターズで「エミーゼニーゲーム」を実施

関西電力の銀行サービス「CQ BANK」は、2026年5月31日に開催された親子向けイベント「ダヴィンチマスターズ」で、お金とウェルビーイングの関係を体感するワークショップ「エミーゼニーゲーム」を実施しました。
当日は、一般社団法人エミーバンク協会の江上広行氏(通称「えがちぇん」)をファシリテーターに迎え、CQ BANKのメンバーもサポートとして参加しました。参加した子どもたちは、赤・黄・白の粘土を使ってイチゴ・スポンジ・生クリームを表現しながら、ケーキ屋さんのまちを舞台に「お金をどう使うか」「その時にどんな気持ちを大切にするか」を親子で考えました。

終了後の集合写真。参加者は自分たちでつくった粘土のケーキを手に、笑顔を見せました。

ゲームの舞台は、みんなでつくる「ケーキ屋さんのまち」

エミーゼニーゲームは、参加者がお店を経営しながら、材料の仕入れ、交渉、製造、納品を行う体験型のワークショップです。
通常のプログラムでは紙の材料を使いますが、今回は小学生にも直感的に楽しんでもらえるよう、赤・黄・白の粘土でイチゴ・スポンジ・生クリームを表現する特別仕様で実施しました。

各テーブルには、イチゴ、スポンジ、生クリームなど、ケーキづくりに必要な材料の一部だけが配られます。自分たちだけではケーキを完成させられないため、他のお店と交渉して材料を仕入れ、完成したケーキを「レストラン」に納品します。
レストランでは、完成したケーキを確認し、納品が成立するとゼニーが支払われます。価格を決めるのも、役割分担をするのも、どんなケーキに仕上げるのも、参加者自身です。

テーブルごとに作戦を立て、ケーキ屋さんとしての役割を考えます。

赤・黄・白の粘土で、イチゴ・スポンジ・生クリームを表現。見た目にも楽しいケーキが並びました。

利益を最大化する「ゼニーセッション」

前半のゼニーセッションの目的は「利益の最大化」です。各チームはお店の名前を決め、誰が材料を買いに行くのか、誰がケーキを作るのか、いくらで材料を売るのかを相談。
限られた時間の中で、できるだけ多くの利益を生み出すことを目指しました。

会場では、「この材料はいくらなら買える?」「もっと安くできる?」「先にケーキを完成させよう」といった声が飛び交い、子どもたちも大人も真剣な表情に。
交渉が成立すると模擬紙幣の「ゼニー」が動き、完成したケーキは中央のレストランへと次々に運ばれました。納品を受け付ける場面では、つくったケーキを見せながら成果を確認する子どもたちの姿も見られました。

中央の「レストラン」で、完成したケーキの納品を受け付ける様子。納品が成立するとゼニーが支払われ、チームの成果として集計されます。

模擬紙幣のゼニーを使いながら、材料の売買やケーキづくりを進めます。

ありがとうを極大化する「エミーセッション」

後半は、同じルールでも目的を変えた「エミーセッション」です。今度の目的は利益ではなく「ありがとうの極大化」
自分のお店だけでなく、このまち全体にどれだけ「ありがとう」を増やせるかを考えながら、再びケーキづくりに取り組みました。

目的が変わると、会場の雰囲気もガラッと変わります。材料を売るだけでなく、相手が困っていないか声をかける。ケーキづくりを手伝う。相手のお店がうまくいくことも一緒に喜ぶ。
子どもたちは、ゲームを通じて「お金のやり取り」の中に、思いやりや協力が生まれることを体験しました。

会場全体で材料のやり取りやケーキづくりが進み、親子で対話しながら取り組む姿が見られました。

数字にも、雰囲気にも表れた変化

今回のゲームでは、ゼニーセッションとエミーセッションの納品数はいずれも22個。全体利益は、ゼニーセッションが1,310ゼニー、エミーセッションが1,320ゼニーとなりました。

「ありがとう」を大切にすることは、必ずしも成果を下げることではない。むしろ、相手の状況に目を向け、まち全体で協力し合うことで、結果として同じくらい、あるいはそれ以上の成果につながることもあります。
数字だけでなく、参加者の表情や会場の空気の変化からも、そのことを感じられる時間となりました。

ホワイトボードに納品数・残高・利益を集計。2つのセッションの結果を見比べながら振り返りました。

参加者が納品したケーキ。形や飾りつけの違いにも、それぞれの工夫が表れています。

CQ BANKが伝えたかった「お金の向こう側」

CQ BANKは「預けるだけで、サステナブル。」な銀行サービスを目指しています。
通常、銀行にお金を預けると、そのお金は銀行を通じてさまざまなところで使われますが、自分のお金がどこで、どのように使われているのかを知る機会は限られています。

CQ BANKが大切にしているのは、お金の“向こう側”にある社会や人の想いを見えるようにすることです。
お客さまからお預かりしたお金を、環境や社会に役立つ取組みにつなげ、その取組みや効果をレポートや取材記事を通じて分かりやすくお伝えしていく。さらに、銀行サービスで得られた利益の一部を、社会課題の解決に取り組む人たちの支援に活用していく。CQ BANKは、そんなお金の循環をつくることを目指しています。

今回、親子でエミーゼニーゲームを体験していただいた理由も、まさにここにあります。
お金は、欲しいものを買うためだけのものではありません。誰かの仕事につながり、社会の課題解決につながり、未来をつくる力にもなります。

親子で持ち帰る問い

ゲームの最後には、参加者それぞれが今日の体験を振り返りました。
利益を追いかけたとき、自分たちはどんな気持ちになったのか。ありがとうを増やそうとしたとき、相手との関係や会場の雰囲気はどう変わったのか。

子どもたちにとって、こうした体験は単なるお金の計算や金融知識にとどまりません。自分で考える力、選ぶ力、社会とのつながりを感じる力、誰かのために行動する力を育むきっかけになります。
CQ BANKは、これからも親子で「お金の向こう側」を考えられる学びや体験の機会づくりを進めていきます。

本日ご参加いただいた皆さま、およびプログラムの実施にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
ぜひご家庭でも「自分のお金はどこへ行くのか」「どのように使うと誰かの笑顔につながるのか」を話題にしてみてください。

※本プログラムは、一般社団法人エミーバンク協会の「エミーゼニーゲーム」を活用して実施しました。「エミーゼニーゲーム」関連コンテンツの著作権は一般社団法人エミーバンク協会に帰属します。
※写真掲載は、参加者の皆さまから事前にご承諾をいただいております。